こんにちは。仙台市太白区袋原で一人で美容院を経営しております、美容師のあべです。
私は日頃から「どうすればお客様がもっと安心して、リラックスできるだろうか?」ということを考えています。
そんな疑問から、お客様の不安を調べた時に、ある検索キーワードに驚きました。
それは、「美容院 怖い」といった、美容室にネガティブな感情を持つキーワードです。
特に、「外見への自信のなさ」から「美容院に行くのが怖い」と感じる方が、想像以上に多いことがわかりました。
一歩踏み出すことを躊躇してしまうあなたの気持ち、よくわかります。
今回は、「おしゃれな美容室特有の緊張感」に不安を抱えているあなたへ、安心して通える場所を見つけるためのヒントと、私があなたの不安とどう向き合えるかをお伝えします。
なぜ「おしゃれな美容室」は怖く見えてしまうのか?
私たちは、お客様が「怖い」「苦手」と感じる理由のほとんどは、美容室側の構造的な問題にあると考えています。
- 「否定されるかも」という不安
「美容院が怖い、自分の容姿に自信が持てず、おしゃれな美容師さんからどう見られているか不安なの」
この不安の裏には、「自分の要望が上手く伝わるだろうか」「なりたいイメージを否定されたらどうしよう」という気持ちがあります。
特にファッション性の高いサロンは、トレンドを追求するあまり、お客様の「あなたらしさ」を見落としがちになってしまいます。
- 「会話」へのプレッシャー
やたら話しかけてくる美容師は、確かにいます。しかし、あなたはお客様です。
会話が苦手なら無理に話す必要はありません。会話をリードするのは美容師の役割であり、「話したくない」というサインを察知できないのは美容師が悪いのですから。
美容師はあなたの「容姿の良し悪し」など判断していません
貴方様が初めて当店に来られたと仮定して、私たちがお客様を見た瞬間に考えることをお話しします。
まず、「外見の良し悪し」で判断するなど、まともな美容師は120%ありえません。
私が初めて担当するお客様を見て考えることは、お客様に満足していただき、また来てもらわなければという「プロとしての責任感」に尽きます。
私たちが考えるのは、技術的な視点だけです。
- 顔型が××だから〇〇にしたらお顔立ちにしっくり似合いそうだな。
- 全体に量が多いから軽めに仕上げた方が良いかな。
- 襟足の髪の量が多いな。ここに不満を持ってそうだな。
- 襟足にクセがあるから短くつめすぎると失敗しそうだぞ。
- サイドが膨らむんだな。ここを削ることが必要かな。
- 頭頂部にボリュームが無いから段をつける必要がありそうだな。
鏡でお顔を見るのは、あなたがもっと綺麗になるための「ヒント」を見つけるためです。
あなたの容姿を品定めするためでは決してありません。

当店が約束する「安心の理由」(一人美容院の強み)
美容院が怖いと感じる要素を取り除くために、当店(一人美容院)が実践している対策をご紹介します。
鏡が怖い、直視できない問題への対応
Ⅹなどを見ると、美容院の大きな鏡に映る自分を直視するのが怖い、という方もいらっしゃるようです。
私にとって当たり前の日常でしたので、この不安に気づきませんでした。
- 目を閉じて過ごしていただいてOKです
美容院で目をつぶっているお客様って結構多いんですよ
施術中、目をつぶってリラックスして寝ていらっしゃるお客様は結構多いんです。
会話が苦手な人にもおすすめです。
- 鏡を隠す対応も可能です
当店では、鏡を直視するのが本当に辛い場合は、バスタオルなどで鏡を隠して差し上げることも可能です。
お気軽にお声がけください。(東日本大震災の際、避難所で鏡なしでカットした経験から、鏡がなくても技術を提供できます。)

毎回担当者が変わる「精神的負担」の解消
大規模チェーン店と違い、私のような一人美容院は「担当者の変更」がありません。
「前回伝えたはずなのに…」というストレスや、新しい美容師とのゼロからの相性チェックが不要なため、精神的な負担を最小限に抑えられます。
あなたに合った「安心できる美容院」の探し方
おしゃれな美容室の多くは、ファッション性を重視するため、トレンドを取り入れた美容師や内装で「お洒落の代名詞」を目指しています。
あなたの場合、こういうお店はかえって疲れませんか?
- お洒落な美容師と自分を比較し辛くなる
- お洒落なお店にいる自分が場違いのように感じる
そこでおすすめなのが、郊外や地域密着型の小規模店です。
- 「気軽さ」が売りの美容院を見つけよう
地域密着型の美容院は、常連のお客様に支えられ、お客様の年齢層も高めなことが多いです。
都市部に比較すると、普段着で気軽にふらっと入れるような美容院が多いですよ。
- 広告からお店の雰囲気を感じる
地域密着型のお店は、デジタルの広告よりも、新聞の折り込み広告や地域のフリーペーパーといったアナログ媒体を重視して宣伝している場合があります。
また口コミのみで成り立っている場合も。
そこから、お店がターゲットにしているお客様の層や雰囲気を読み取ってみましょう。
郊外のお店は仕上がりが心配?
実は、カットの手法そのものに「若い人向け」「年配の人向け」という違いはほとんどありません。
違うとすれば「髪の削ぎ方」や「仕上げ方」です。
まとめ:あなたは「特別」ではありません。
「おしゃれな美容室が怖い」と感じるのは、あなただけではありません。
当店は、あなたが不安を抱えたままにせず、すべての方が自分らしく輝ける場所であるために、カウンセリングと空間づくりを大切にしています。
この記事がきっかけとなり、あなたの美容院への恐怖感が少しでも無くなれば幸いです。
安心の第一歩を踏み出すために
当店は、「美容院が怖い」というあなたの不安に寄り添うことから、すべてをスタートします。
「〇〇のような悩みを抱えていますが、大丈夫でしょうか?」といった、どんな些細なご相談でも構いません。
まずは、あなたのお悩みを私に聞かせてください。
カウンセリング、空間、接客…すべてにおいて、「安心」を最優先に考え、あなたのご来店を心よりお待ちしております。
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